「コの字型の家を建てるには何を意識したらいいの?」
「コの字型の家の事例を知りたい!」
コの字型の家とは、建物を真上から見た時にカタカナのコの形をしている家のことです。コの字の中心に中庭を設けるのが一般的であり、中庭に面している壁が三面あり、一面のみ外部に面している形状になります。
コの字型の家は、住まいの採光や通風を良くしたり、プライベート空間を作れることから多くの人気を集めている住宅スタイルです。しかし、コの字型の家には気をつけなければいけないポイントもあります。
そこで本記事では、コの字型の家の施工事例から建てる際のポイントについて解説します。コの字型の家を建てて後悔しないために、ぜひ参考にしてください。
また以下の記事では住宅スタイルについてまとめました。コの字型以外の住宅についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてチェックしてみてください。
コの字型の家の施工事例5選
さっそく、コの字型の家の施工事例をみていきましょう。今回紹介するのは以下の5つの事例です。
それぞれ以下で詳しく解説するため、コの字型の家を建てる際の参考にしてください。
のびのび遊べる広い中庭と繋がるコの字型の平屋
シンプルな外観の平屋住宅です。中庭を囲むように家の形をコの字型にしています。
開放感抜群の中庭には、リビングと同じ大きさのウッドデッキを設置。ハンモックや遊具を設置しており、プライベート空間を楽しめます。
また、リビングの窓を開ければアウトリビングとして利用可能です。さまざまな楽しみ方ができる魅力的な住まいになっています。
設計士が胸を張る自信の平屋住宅
入り口の天井を板張りにしたり、植栽や砂利を用いてアプローチにこだわったデザイン性の高い外観の住宅です。この住まいは、コの字型の真ん中に中庭を用意しています。
リビングは中庭を設けていることで採光性が高く、いつでも明るい空間に。中庭は深い軒とウッドデッキを設置することで、くつろげる空間になっています。
子ども3人がノビノビ育つ「コの字型」の家
三角屋根や片流れ屋根など、複雑な形状の屋根を組み合わせた特徴的な外観の平屋住宅です。道路側には大きな窓を設けず、プライバシーに配慮しています。
この住まいでは、中庭を取り囲むようにLDKや各部屋を配置。中庭はウッドデッキとタイルテラスを合わせると15.5畳分という、広々としたスペースになっています。
天気の良い日にはBBQをしたり、お子さんが自由に遊べる魅力的な場所です。
三方向に光を届けるコの字型の家
ブラックで統一されたシックな外観をした住宅です。正面から見たときに玄関ドアが見えないように、防犯性の高い斜め壁を設けています。
玄関ホールには廊下を設けず、直接LDKへとつながる動線を採用。LDKの窓を開けると中庭につながります。
中庭の玄関に面する部分には大きな窓を採用しているため、玄関はいつでも明るくなっています。
街中に建つ広い中庭のある家
ブラックを基調とした四角の建物に、白いアルミのルーバーが印象的な外観の住宅です。
アルミのルーバーは中庭にもついており、外からの視線を遮断し、プライベート空間を実現します。また、この住まいは中庭部分までの大きな軒があるのが特徴的です。
雨の日でも関係なく、中庭で読書やランチなどを楽しめます。
コの字型の家を建てる際のポイント
ここからは、コの字型の家を建てる際のポイントを見ていきましょう。意識すべきポイントは以下の3つです。
それぞれ以下で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
予算管理をしっかりとする
1つ目のポイントは、予算管理をしっかりとすることです。コの字型の家は、長方形や真四角の形をしている住宅と比較すると、凹凸が増えることで建築コストが高くなります。
凹凸が多いと壁の面が増え、必要なサッシの数や部材が必然的に増えてコストが高くなるため注意しましょう。住宅設備の費用を抑えたり、使用する建材を工夫するなどして、コストダウンを図ることが重要です。
予算をオーバーすると、のちの生活が苦しくなってしまうこともあるため、予算管理を徹底するようにしましょう。
排水と湿気対策を徹底する
2つ目のポイントは、排水と湿気対策を徹底することです。コの字型の家は、中庭が壁に囲まれているため、梅雨のような雨の多い季節には湿度が高くジメジメすることがあります。
また、排水が適切に行われていない場合は、大雨が降った際に中庭に水が溜まってしまうこともあり注意が必要です。中庭に水が溜まると、ウッドデッキの劣化やカビ・コケの発生、虫が湧くこともあります。
中庭の床に水を通しやすい砂利を敷き詰めたり、中庭の地中に配管を設置して排水させるなどの湿気・排水対策をしましょう。
動線設計が重要になる
3つ目のポイントは、動線設計が重要になることです。コの字型の家を建てる際に動線設計を疎かにすると、かえって居住スペースの動線が不便になってしまうこともあるため注意しましょう。
天気や季節によって中庭を使えない状況を検討した上で、動線設計をすることが重要です。動線設計が難しい方は、コの字型の家の実績が多い会社に依頼したり、コの字型の家を見られる完成見学会などに参加すると良いでしょう。
これから一生暮らす家を良いものにするためにも、動線設計は慎重に行うことが重要です。
会社選びの際には比較をしよう
会社選びの際には必ず比較をしましょう。なぜなら、会社ごとに得意としているデザインが異なるためです。
あなたの理想としているコの字型の住まいを建てられる会社がどこなのか見極めるために、少なくても3社以上は比較しましょう。また、会社選びの際には完成見学会などに足を運び、実物の家を見ることが重要です。
中庭の広さやコの字型の間取りを実際に見ることで気づけることが多くあります。完成見学会は無料なため、積極的に参加しましょう。
コの字型の家を建てるなら森住建がおすすめ
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社森住建 |
所在地 | 岐阜県岐阜市薮田南5-6-3 |
設立年月日 | 1887年創業 |
施行エリア | 岐阜市近郊、西濃エリア |
公式サイト | https://www.mori-juken.jp/ |
コの字型の家を建てるなら森住建がおすすめです。森住建は125年以上の歴史を誇り、岐阜県にて家づくりに取り組んでいます。
『愛する家族を、守る家。』をコンセプトに高性能かつハイデザインの家づくりをしていることが特徴です。森住建の住まいは全棟が長期優良住宅に対応していたり、高耐震のSE構法を標準仕様にしているため、高い性能を誇ります。
実績も豊富であり、あなたの理想をカタチにしてくれるでしょう。興味のある方は気軽に問い合わせてみましょう。
まとめ
本記事では、コの字型の家の施工事例から建てる際のポイントについて解説しました。コの字型の家は、住まいの採光や通風を良くしたり、プライベート空間を作れる魅力的な住宅スタイルです。
本記事で紹介した事例を参考にしながら、コの字型の家を建ててみましょう。また、コの字型の家で後悔しないためには、コの字型の家を建てる際のポイントも忘れないようにしてください。
本記事があなたのお役に立てることを願っております。